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歯周病治療に今話題の免疫機能代用療法(除菌療法)!!
歯周病は細菌の産生する毒素により、歯茎の周りに炎症が起きてしまう病気です。口の中に存在する全ての細菌が問題を起すのではなく、数十種類の細菌が歯周病に関与すると考えられております。
(口腔内には約700種の細菌が存在すると言われております。)
結果、歯周病菌を口の中から追い出してしまえば歯周病は治るのです!!
そのため、歯周病の治療はお口の中にどんな菌がいるのか、まず検査し病態と合わせて治療をしなければ、良い結果は得られないです。 |
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当院では歯周病治療にあたり、患者さんの希望がある場合は、口腔内細菌検査を行います。
(検査料無料)
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正常細菌叢
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スピロヘーター
歯周病にもっとも深く関与していると思われる細菌で、日本人の成人では90%以上感染していると言われています。 |
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アメーバ―
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トリコモナス
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カンジタ菌
真菌の一種で、歯茎から栄養素を取り細菌に与えたりするなど、歯周病に関与すると言われています。 |
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各画像をクリックするとそれぞれの動画が別画面表示されます。 |
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■55歳男性・・・下のブリッジの周りの歯茎が腫れ、ブリッジもグラグラして咬むと痛いとの事で来院。
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口腔内に毒素の強い細菌が発見された。
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この時点で歯茎の腫れは治まっていましたが、歯の動揺はまだ存在していました。(毒素の強い歯周病菌は撲滅されている。) |
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■34歳女性・・・下の歯茎の腫れと、ほとんどの歯の動揺を訴えて来院されました。
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口腔内に毒素の強い細菌が発見された。 |
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強い毒素を持つ歯周病菌は撲滅され、下の歯茎の腫れは消失したが、歯のぐらつきには変化は見られなかった。
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9ヶ月後、歯槽骨の回復が見られ、ほとんどの歯の動揺は改善されました。1本も歯を失う事はありませんでした。 |
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■歯周病菌が心臓の病気に関係します。 |
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歯周病菌が血管を通って心臓の内膜で増殖、炎症を起すことがあります。 |
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■歯周病菌は血管系の病気にも関係します。 |
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−動脈硬化症や冠動脈疾患などの原因のひとつは、歯周病菌によるものだと考えられています。−
体内血管に入り込んだ歯周病菌が血管壁に感染し、その防御機構により産生されたメディエーターが動脈硬化を引き起こします。また、歯周病菌により血小板が塊となり、新冠動脈を塞ぐこともあります。 |
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■歯周病菌は糖尿病にも関係します。 |
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体中血管に進入した歯周病細菌は、TNFと言う物質を産生し、インシュリンの糖濃度コントロール制御を阻害します。 |
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■歯周病菌は肺の病気にも関係します。 |
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人間は食品を飲み込む際、気管に摂取物が入り込まないように気管にフタをします。ところが、お年寄りはそのフタを閉める機能が低下してしまいます。(お年寄りがむせやすいのはこのためです。)その際、口の中の歯周病菌が肺の中へ侵入し誤嚥性肺炎を引き起こします。 |
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■歯周病菌が低体重児出産に関係します。 |
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歯周病菌の産生する毒素が免疫細胞を刺激して、プロスタグランディンやTNFαという物質を生み出し、低体重児出産の引き金となることがあります |
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