元気いっぱいの笑顔を引き立てる、きれいな歯ならびは心と体の健やかさの象徴です。
歯並びや噛み合わせは全身の健康と深い関係があり、よい歯ならびは子どもの精神面にも
いい影響を与えます。 |
|
最近の子どもたちは、歯の並ぶ隙間がなく、歯が歯列の中にきれいに並びきらない状態と
なっていることが多くなっています。その結果、出っ歯やデコボコの噛み合わせになってしまい
ます。そして子供たちの中でも疲れやすいとか、いろいろな体の不調を訴える人がかなり
目立って来ています。その中には、咬み合わせが悪いことが原因と思われるものもかなり
あるようです。 |
|
|
|
早期治療では、
このような取り外しの出来る装置を用います |
|
|
問題のある咬み合わせは、子どもの心と体にいろいろな影響を与えてしまう。もちろん咬み
合わせが悪くても体がそれに順応して、支障のない程度に生活することは出来ます。
しかしそうした無理が長く続けばやがてどこかに「ひずみ」が出てきます。このような
「体のひずみ」は早期治療をすることによって防ぐことが出来ます。この頃の年齢では
子ども自身が歯ならびの悪さを自覚する年齢ではないので保護者の方の認識が大切
だと思います。 |
|
子どもの治療の開始時期は4〜12才ぐらいからがよいと思います。矯正治療は歯と
歯ぐきが健康ならば何才になってもはじめられます。この時期から治療をはじめることに
よってアゴの拡げることが出来ます。こうすることによってきれいな永久歯を抜かないで
治療することが出来ます。ただし乳歯の咬み合わせの時期に隙間がない場合は要注意です。早い時期からアゴが大きくなるように訓練を指導します。ここが大人の
治療と違うところです。 |
|
早期治療をすることによって健康な永久歯を抜かないように治療をしたり、安定した
咬み合わせをつくることが出来ます。 |