歯並びと咬み合わせという言葉は同じような使い方をしますが意味が少し違うと思いませんか?。歯並びは歯の凸凹などの並び方のことをいいます。咬み合わせは噛んだときの上下の歯のズレをいいます。歯並びが悪ければ咬み合わせがずれる。すなわち歯並びと咬み合わせとは切っても切れない関係なのです。この歯並びと咬み合わせのズレを治すことが矯正治療です。 |
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歯並びが悪いと… |
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1 虫歯、歯周病になりやすい
2 アゴの関節障害(口をあけるとガクッと音がする。)
3 かむ能力の低下による胃腸障害
4 発音障害
5 アゴのゆがみ
6 心理的障害(笑顔のブレーキ) |
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なぜ咬み合わせが悪いとよくないの? |
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1 顎関節症
(大きな口をあけるとガクッと音がする・口が大きく
開かない)
2 偏頭痛
3 腰痛
4 肩こり |
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などの影響があります。 |
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そこで歯を動かしたりアゴの成長を促すことによって矯正治療をしていきます。「アゴの骨の中に植わっているから歯って簡単に動かないのでは?」と思っている人も多いかましれません。でも実は歯に弱い力を持続してかけるだけで歯が動いてしまうのです。
使う装置はお口の中の状態によって様ざまな装置を使います。また、治療の時期はお口の中の状態によっても違いますが最近では早期治療が進められています。 |
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早期治療は4歳から10歳ぐらいがスタートの時期です。早期の矯正治療では、少しでもアゴを大きく成長させるための治療を行います。基本的には自宅で装置を使い外出時には、はずせる装置を使います。必要に応じて部分的に歯を並べるような治療をすることもあります。そうすることによって永久歯を何本も抜かずに凸凹のの咬みあわせが治ります。 |
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永久歯の矯正治療は12歳以降からスタートします。この時期には永久歯が生えそろった時期で、本格治療をすることによって虫歯だけでなく歯周病や顎関節症の予防になります。成人の治療はこれにあたります。
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